観光協会ツアー 右近ゆかりの城を訪ねて 奈良県宇陀町へ
①沢城址
参加者総勢47名。
飛騨の守一族とその家臣150人余りが洗礼を受けたであろう小聖堂がどんな所に建って居たのだろうか?西名阪自動車道、針インタ-を出て宇陀市内約40分ほど走り大和の大規模農園の近く高山右近の石碑あり、農園から標識では約5キロ細い山道は整備されておらず、両側殆ど深い杉林が続き真夏の日射は遮られ少し涼しく感じられた。そこが過ぎると急な勾配で登りが続き、標高は定かではないが約350m程小石混じりの道を躓きながら進み、目的地に到着。最後まで登った者は8名。城跡の両側は小さな谷で、周辺には何もなく、南西に向かえば奈良,木津、京都、高槻、北東に向かえば伊賀、岐阜、尾張。戦国時代には最高の立地条件の山城であったろうと想像する。
大野寺(おおのでら)
奈良県宇陀市にある真言宗室生寺派の寺院
室生寺へ向かう入り口に位置,山号は楊柳山、本尊は弥勒菩薩,開基は役小角(えんのおづぬ)と伝える、白鳳9年(681)草創される、文化財 弥勒磨崖佛(史跡)約30mの大岩壁に高さ13.8mにわたって光背形に堀り窪め、その中を平滑に仕上げた上で、像高11.5mの弥勒菩薩を線刻で表す。宇陀川をはさんだ対岸にある。
室生寺(むろうじ)
奈良県宇陀市にある真言宗室生寺派大本山の寺院
山号を(べんいちさん)天武天皇9年(680)役小角(えんのおづぬ)の草創、空海の中興と言う伝承もあるが記録で確認できる限りでは奈良時代最末期の草創と思われる。室生寺の東方約1キロの所には竜神を祀る室生竜穴神社があるが、室生寺の草創にも竜神が関係していると思われる
記:須藤