参加者25名
広域の交流会に参加。3時間ほどのコースで原田しろあと館や大石小石塚古墳、原田神社など、豊富な見どころと発見があり、古代からあった近在の町とのつながりなど、興味深く感じました。
原田城主・原田氏は1279年に能勢一帯に君臨した多田院御家人の一員として初めて多田神社文書に登場します。徐々に勢力を大きくしていった原田氏は15世紀中ごろには原田一帯を支配する土豪に成長すると、室町幕府の管領(将軍の補佐役)で摂津守護である細川氏の家臣団に組み込まれ戦乱の世に巻き込まれていくのです。慶長年間には北城・南城とも廃城となり、原田氏の多くは豊後直入(大分県竹田市)などへ移り、現地には土塁や城跡、伝承だけが残されました。
須藤 記