
地名由来で十三仏と呼び習わされているが、「十三仏塔」ではなく「逆修塔」である。所在地は遊仙寺の前身湧泉寺跡にある。碑の表裏とも上部に三尊仏下部に17体が2段に彫られている。表面主尊は地蔵菩薩と観られるが、裏面は定かではない。逆修が造立目的であることから見て、表面が地蔵菩薩、裏面が阿弥陀如来とするのが妥当。元来は阿弥陀如来を正面として配置していたと考えられる。碑文には永禄7年(1564)彼岸中日と記されている。豊能町最古の多尊石仏。
地名由来で十三仏と呼び習わされているが、「十三仏塔」ではなく「逆修塔」である。所在地は遊仙寺の前身湧泉寺跡にある。碑の表裏とも上部に三尊仏下部に17体が2段に彫られている。表面主尊は地蔵菩薩と観られるが、裏面は定かではない。逆修が造立目的であることから見て、表面が地蔵菩薩、裏面が阿弥陀如来とするのが妥当。元来は阿弥陀如来を正面として配置していたと考えられる。碑文には永禄7年(1564)彼岸中日と記されている。豊能町最古の多尊石仏。